レヴェトリア空軍のエースパイロット・クラウゼは、ある日突然、“内戦解決の切り札”とされる重要人物の補佐を命じられる。
待っていたのは、わずか16歳の少女アンナリーサ。
彼女は名門ラムシュタイン家のお嬢様で、国の最高学府を11歳で卒業した天才なのだという。
「戦争なんてすぐに終わらせてあげるわ」ワガママ放題の“小さな魔女”が巻き起こす様々なトラブルを前にクラウゼは、無事に彼女の騎士を務め上げることができるのか?そしてアンナリーサは、本当に戦争を終結させられるのか―?
“ワガママ魔女”と“ヤサグレ狐”が織り成す、現代の御伽噺。