“ピアノ”というと、ドレスを着る演奏会のような、上品なイメージが思い浮かんでくると思います。
その上品なイメージを取り入れつつ、新しい世界観を作れないかと思い、デザインを考え始めました。
そこでノスタルジアでは“郷愁”というテーマから考えを広げていき、上品だけど古めかしい……いわゆるアンティークな要素をふんだんに盛り込むことに決めました。
これは誰が使っていたものだろう、とか、この傷はいつ付いたものなんだろう、とか。
古いんだけど、大切に使い込まれているものって、とても魅力を感じます。
そして、そういう古いものに惹かれる気持ちは、たくさんの人が持っていると思います。
ピアノの持つ少し寂しげな音色と、アンティークな雰囲気がマッチして、まさにノスタルジックな世界を作り上げることができたと思います。